26歳の池田名誉会長(当時・青年室長)が、戸田第2代会長とともに北海道を初訪問した際に綴った日記の一節である。来道中、池田室長は戸田会長に同行 し、恩師の故郷・厚田村を初めて訪問。日本海に沈む真っ赤な夕日を見ながら、戸田会長は語った。「ぼくは、日本の広宣流布の盤石な礎をつくる。君は、世界 の広宣流布の道を開くんだ。構想だけは、僕がつくっておこう。君がそれをすべて実現してくれ給え」この厚田での師弟の語らいこそが、世界広布誓願の原点と なり、今日世界に広がるSGI(創価学会インタナショナル)運動へと結実しているのである。。 |
 |
1954(昭和29)年8月、初めて恩師の故郷・厚田を訪問した池田名誉会長(当時・青年室長)。帰京後、その時の思い出を「厚田村」と題する一遍の詩に 託したのである。以来、半世紀――世界広布を誓った厚田の地への初訪問から50周年となる2004年8月、戸田記念墓地公園内にその意義をとどめた「世界 広布誓願の碑」が建立された。 |
 |
|